こんにちは!
もう冬の気配を感じますね!山はうっすら白くなっているところもありますね!
体調管理をしっかりしないとすぐ体調不良になりそうなので気をつけないといけませんね。
さて、今回はタイトルにもした
「魔法のリノベ」というドラマを見たのでそこで感じたことを書いてみようと思います。
いろんな人、家族がいてリノベーションを通じて良い人生にしていく、家族の問題を解決していくというお話です。
主人公の間宮くん演じる今まで工務店の営業をしたことがない素人と女優の波瑠さん演じる大手住宅メーカーでバリバリやっていたリフォーム営業がバディを組んでいろんな案件の契約を取っていきます。
結構あるあるなことも描かれていて楽しく観させて頂きました!
そして全話通して感じたのは、
人が部屋や家に合わせて住むのではなく、部屋や家を人に合わせていくことがいかに幸せで、ストレスのない生活を送れるのかということを再認識しました。
例えば、一般的に多い家族で2〜4人くらいの家族でも、各々性格も違えば、置かれている環境も違うと思います(仕事とか学校とか外部の要因として)。
そんな様々な色を持った人が同居していくと間取りに歪みというかズレというかお互いに妥協しなければいけない部分は必ず出てくると思います。
そんな問題点を解決してくれるのが、「リノベーション」です。
ただし僕が思うのは、リノベーションに限らず、新築でもこれをやれるよね!ということです。
3回建てないと理想の家はできない。なんて業界では言われていますが、
3回家を買ったり、建てたりできる人ってどのくらいいるの?と思います。
できれば1回目から理想の家に住んで欲しいというがこちらの気持ちです。
お客さんはもっとそうでしょう。
リノベーションは以外とわかりやすくて、住んでいる家をカスタマイズすることで理想に近づけたり、問題を解決する”イメージ”が湧きやすいです。
すでに住んでいますからね。
・ここのイメージができること
・表層ニーズだけでなく、深層ニーズまで浮き彫りにして解決すること
ここが大事なのではないかと思います。
イメージは、お客様が実際に今の暮らしで感じていることを洗い出すことで
大半の問題点や表層ニーズは把握することができると思いますが、
深層ニーズは工務店や担当者側が引き出す作業をしてあげないとなかなか浮き彫りにさせることは
難しいかと思います。
作中に理想の間取りを探してファイルを作っている女性がいました。
この人はひとりで暮らす家を考えていて、まあ魔法のリノベというドラマですから、新築ではなく、中古物件を購入して理想の間取りを手に入れるという話でした。
この女性はいい間取りがあるとファイリングしてまとめていたのですが、そこで多く出てきたのがアールの効いた間取り。(アールとは曲線のことです)
アールの壁や垂れ壁などがある部屋を好んでいたようですが、そこに本人は気づいていないというものでした。詳細までは描かれていませんが、この女性に取っての理想とは、間取りではなく、内装のデザインだったのでは?と私は感じました。
正直こういうことは実際の現場でもあって間取りやデザインがハマらないというとき視点と変えてみると実は家具で解決できたとか、壁が要らなかったとか、全然違うところでしっくりきたりすることがあります。
これは僕らのヒアリングとコミュニケーションの問題でもあります。
しっかり理想を話せる相手で、どんな生活がしたいか、どんな家具を置きたいか、もっと深堀して
話ができる親戚や友人のような担当者が作中だと、間宮くんと波瑠さんでした。
お客さんのことを自分ごとにして考えられるって素晴らしいですよね。
こういうお客様との連携を作っていける作り手でありたいと思えるドラマでした。
もう1回見直そうかな笑
それではまたよろしくお願い致します。