暑い夏を乗り切る家づくりの仕方 「窓編 part.3」

こんにちは!

雨が降ったり、晴れたりでジメジメした日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

ゲリラ豪雨や最近だと雹も降ったりで、注意しないといけませんね!

雨だと上棟なども気を使わないとなので、晴れだと暑いので曇りを期待します。笑

では、今回は「暑い夏を乗り切る家づくりの仕方「窓編part.3」」です!

前回はガラスのお話をしましたが、今回は個人的には一番重要なんじゃないか?と思う

「窓の形」

についてお話していきます。

「窓の形」?と思った方もいるかもしれませんが、私がお客様と話しをしていて「へぇー」と気にしてなかった!と言う方がほとんどです。形はなんとなく普通の引き違いかな?って人も多いのではないでしょうか?

まず前提のお話として、高気密高断熱住宅の話しをします。

高気密高断熱住宅といっても、国で定められている項目は実は、断熱性能のみです。

じゃあ、気密値はというと特に設定されていないんですね!

では断熱性能が良ければ涼しいし、ある程度気密性もあって、断熱の基準もクリアしてればエアコンの効率もよさそうだよね!

と考えがちですが、よく考えてみてください。冷蔵庫を例にお話します。

冷蔵庫は冷たい空気を庫内で出しています。断熱性もあるので外気の影響を受けづらいです。

ですが、ドアを開けっぱなしにしていたらどうでしょう?

冷えないですよね?基本的には冷蔵庫は気密性が高く設計されていますので冷たい空気が漏れることはないと思いますが、ドアが空いてたら効率は悪くなりますし、冷えないですよね?

冷凍庫も開けっぱなしにしていると氷も溶けてしまいます。

なので、気密性が良くないと空気が漏れ出す&入ってくるのです。

窓の話しに戻りますが、窓を含めた開口部と換気扇や換気システムは高気密高断熱住宅の敵です。

ですが、建築基準法では居室で毎時0.5回以上、その他の居室で毎時3回以上の換気ができる換気の設置が義務付けられて、1時間に半分の空気が入れ替わることになります。

要はせっかく涼しくした空気が入れ替わってしまう、もしくは出ていってしまいます。

そこで窓の隙間から逃げる空気をなるべく減らしてエアコンの効率を上げようじゃないか!というお話です。だいぶ前置きが長くなってしまいました。換気システムが働いてるのでどうしても家の中は外にくらべ気圧が低くして空気を取り込むようになってしまうので、涼しく快適に暮らすために窓の形も考えて、なるべく窓から逃げる空気を少なくしてあげましょう!電気代も高くなってしまいますしね!

では、一般的にどんな窓の形があるかというと、

・引き違い窓

・上げ下げ窓(トトロのさつきちゃんとメイちゃんの家の2階の窓がこれ)

・横滑り窓

・縦滑り窓(ケースメントなんていったりします)

・はめ殺し窓(フィックス窓)

実はこれ、上から順に気密性が高くなります。日本の住宅でよく使われる引き違い窓って実は一番気密性が悪いです。

結構砂埃とか溜まりませんか?砂埃がたまるというのは気密性の良くない証拠です。

最近は引き違いでもパッキンを入れたりして隙間を埋めてますが、他の形の窓に比べたらまだまだでしょう。

よく考えてみるとですが、洋画を見ていても引き違いの窓ってほとんど出てこないんですよ。

それだけ住宅性能を落とすってことなんでしょうか。文化の違いもあるかもしれませんが、海外の掃き出しサッシはパティオドアといって観音開きです。

窓を開けたりするときは引き違いも使い勝手がいいので、用途によっても異なりますが、エアコン効率や外気の室内への影響を考えると縦滑りやフィックス窓を使うと効率的に室内を冷やすことができ、帰宅後も外気の影響を受けづらくなるので蒸し風呂状態を防ぎ、結果、クーラーの効きが良くすぐ涼しくなる+電気代も安い!ということが起こるのだと思います。

窓の掃除も少なくなって、エアコンの効きもいい!となると私は縦滑り窓や横滑り窓をおすすめしたくなってしまいます。もちろんフィックスもですが、日本人で田舎育ちの私としては窓を開けたくなってしまいます。

今回で窓編は一区切りとなります。

窓は、

・樹脂フレームを使ったり、

・ガラスもペアやトリプルガラス、

・ガス注入のものを使う

・Low-E加工など直射日光をカットする、

・窓の形は気密性のいいものを選ぶ

を考えて採用するとまた暮らしが豊かになり、マイホームがもっと好きになるかも!なので

家づくりを考えている方は参考にしてみてくださいね!

では、ありがとうございました!